「HEADのウェアって、なんだかダサいって聞くけど本当?」
「スポーツブランドのはずなのに、なんでしまむらで売ってるの?」
そんな風に感じたことはないでしょうか。
スポーツブランド「HEAD」の最新動画「BEYOND」本編が昨晩公開されました🎥
昨冬ルスツリゾートでも撮影が行われ、パウダースノーのシーンやリゾートの様子も含まれています。
ぜひ皆さま、ご覧ください🏔https://t.co/bGrlIkx8lQ pic.twitter.com/v6VMnCvYbJ
— ルスツリゾート (@rusutsuitter) November 16, 2024
HEADはどんなブランド?と聞かれると、テニスやスキーのトップ選手が使っている本格的なイメージを持つ人もいるでしょう。
一方で、HEADはしまむらに売っている身近なブランドという印象を持つ人も少なくありません。
しまむらで見かけるジャケットやウェアは手頃な価格で、レディースもあるのか気になる方もいるかもしれませんね。
HEAD Ski はどこの国?という基本的な情報から、スノボと関係があるのか、そもそも何かのスポーツブランドなのかという専門的な部分、そして主な年齢層とファンの実態まで、このブランドには様々な顔があります。
スポーツウェアとしてのブランドイメージは高いはずなのに、なぜか「実際、ダサいブランド?」という声が聞こえてくるのです。 これは、Kaepaはダサい?と噂される現象と少し似ているかもしれません。
この記事では、そんなHEADブランドが持つ二つのイメージの謎を解き明かし、「ダサい」と言われる本当の理由を徹底的に解説していきます。
この記事でわかること
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HEADブランドの本来の姿と輝かしい歴史
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しまむらで販売されている理由と商品の実際の評判
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なぜ「ダサい」というイメージが生まれてしまったのか、その真相
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他の人気スポーツブランドとの戦略的な違い
HEADブランドはなぜダサい?本来の姿を解説

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多くの人が持つイメージとは別に、HEADブランドがスポーツ界で築き上げてきた本来の姿があります。
ここでは、まずHEADがどのようなブランドなのか、その基本的な情報や、本格的なスポーツブランドとしての一面を詳しく見ていきましょう。
概要
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そもそもHEADはどんなブランド?
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HEAD Ski はどこの国のブランド?
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何かのスポーツブランドなのかを解説
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スノボと関係があるのかも調査
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主な年齢層とファンの実態を解説
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スポーツウェアとしてのブランドイメージは
そもそもHEADはどんなブランド?
HEADは、元々ファッションブランドとしてではなく、純粋な技術開発企業としてその存在がスタートされました。
このブランドは1950年に、航空機エンジニアだったハワード・ヘッド氏によって設立されたのです。
彼の出発点は、1947年に発明した「ラミネート・メタルスキー」にあります。
これは、従来の主流だった木製スキーの性能を劇的に向上させる画期的な発明でした。
つまり、HEADの根幹には、スポーツの問題を技術で解決するという強い情熱があるのです。
このメタルスキーは市場で高く評価され、1955年にはアメリカやヨーロッパでトップクラスのスキーブランドへと成長しました。
その後、テニス分野でも世界初のアルミ製ラケットを開発するなど、
HEADは常に技術革新を追求し続けることで、スポーツの歴史に大きな影響を与えてきたブランドです。
HEAD Ski はどこの国のブランド?
HEADの創業地はアメリカのメリーランド州ボルチモアです。
ハワード・ヘッド氏がアメリカでメタルスキーを発明したことから、その歴史は始まりました。
【HEAD japan rebels camp report】
9月13~15日
新潟かぐらスキー場にてピスラボ&フィジカルキャンプを行いました。
総勢50名の選手が集結!良い汗流していました!本編はHEAD Japan Ski YouTubeチャンネルよりご覧ください⇒ https://t.co/YM9zKebnuI
お疲れ様でした! pic.twitter.com/zwcLdpgSdX
— HEAD Japan SKI Official (@head_ski) September 29, 2025
しかし、現在はグローバルに事業を展開しており、特にウィンタースポーツ部門の拠点はオーストリアのケネルバッハに置かれています。
オーストリアはスキーが非常に盛んな国であり、アルプス山脈の麓という最高の環境で製品開発が行われているのです。
このように、HEADはアメリカで生まれ、ヨーロッパのスポーツ文化の中で成長を遂げた、グローバルで国際的なブランドと言えます。
何かのスポーツブランドなのかを解説

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HEADは、総合的なスポーツブランドというよりは、
特定の分野に特化した「イクイップメント(用具)」の専門ブランドです。
その中核事業は、創業のきっかけとなったスキーと、後に進出したテニスにあります。
1960年代の終わりにテニス分野へ進出し、1969年の全米オープンでアルミフレームのラケットを初めて導入して業界に衝撃を与えました。
現在では、スキー、スノーボード、テニス、スカッシュ、パデルといったラケットスポーツの用具がビジネスの中心です。
Tシャツやジャージといったアパレル製品も展開していますが、これらはブランドの主力製品というよりは、中核事業から派生したライフスタイルウェアという位置づけになります。
したがって、「HEADは何かのスポーツブランド?」と聞かれれば
「スキーとテニス用具の技術革新をリードする専門ブランド」と答えるのが最も適切でしょう。
スノボと関係があるのかも調査
HEADはスキーだけでなく、スノーボードの分野でも高品質な製品を展開しています。
長年スキー製造で培ってきた技術や知識は、スノーボードの開発にも活かされており、
初心者からプロライダーまで幅広い層に支持されるラインナップを揃えています。
特に、扱いやすさとコストパフォーマンスの高さから、これからスノーボードを始めたい初心者向けの3点セット(板、ブーツ、ビンディング)は非常に人気があります。
もちろん、カービング性能を追求した上級者向けのモデルも存在し、ウィンタースポーツ全般において信頼性の高いブランドとして認知されています。
主な年齢層とファンの実態を解説
HEADの製品はターゲットによって年齢層が大きく二つに分かれるという特徴があります。
まず、テニスラケットやスキー板といった高性能なイクイップメントを使用するのは、本格的にスポーツに取り組む人々です。
これには、10代の学生プレーヤーから、趣味として楽しむ30代~50代、さらにシニア層まで、幅広い年齢のアスリートが含まれます。
彼らはHEADの技術力や信頼性を重視して製品を選んでいます。
一方で、しまむらなどで販売されているカジュアルウェアの購入層は、より幅広く、特定の年齢層に限定されません。
手頃な価格であることから、若者からファミリー層まで、日常的にスポーツウェアを取り入れたい人々が主なターゲットです。
このように、ファン層が二極化しているのがHEADの実態と言えます。
スポーツウェアとしてのブランドイメージは
競技スポーツの世界において、HEADのブランドイメージは非常に高いものがあります。
これを支えているのが、世界のトップアスリートとのパートナーシップです。
これは単なる宣伝活動ではなく、製品の性能を証明する最も効果的な方法として機能してきました。
テニス界では、アーサー・アッシュ選手に始まり、近年ではノバク・ジョコビッチ選手やマリア・シャラポワ選手といったスター選手たちがHEADのラケットで数々の勝利を収めています。
スキー界でも、オリンピック金メダリストのジャン=クロード・キリー選手やリンゼイ・ボン選手といったレジェンドたちが愛用してきました。
このような実績から、HEADは「勝者のためのブランド」「チャンピオンが選ぶツール」という、極めてエリートで高性能なイメージを確立しているのです。
このイメージこそが、ブランドの最も価値ある資産となっています。
なぜHEADブランドはダサいというイメージなのか

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本格的なスポーツブランドとして確固たる地位を築いているHEADですが、なぜ日本では「ダサい」というイメージが付きまとうのでしょうか。
その謎を解く鍵は、日本独自のビジネス展開、特に「しまむら」との関係にあります。
概要
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なぜHEADはしまむらに売っている?
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しまむらで見かけるジャケットの評判
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レディースも意外と多い?
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Kaepaはダサい?他ブランドとの比較
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結論:HEAD ブランドがダサいと言われる真相
なぜHEADはしまむらに売っている?
HEADの高性能なイメージを知っている人ほど、しまむらで製品が並んでいることに驚くかもしれません。
これは、「ブランドライセンス契約」というビジネスモデルによるものです。
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これは、HEAD本社が日本の企業に対し、HEADのロゴやブランド名を使用して商品を企画・販売する権利を許可している、という仕組みです。
HEAD本社からすれば、自社でアパレル製品のデザインから製造、販売までを直接行う必要がありません。
そのため、大きな投資やリスクを負うことなく、ブランドの知名度を活かしてライセンス料という安定した収益を得ることができるのです。
一方、しまむら側も、世界的に有名なブランドの商品を非常に手頃な価格で提供できるため、集客に繋がります。
このように、双方にとって経営的なメリットがあるため、しまむらでHEADの商品が販売されているという訳です。
しまむらで見かけるジャケットの評判
では、しまむらで販売されているHEADのジャケットやウェアの品質は低いのでしょうか。
実際に購入した人々のレビューを見てみると、意外にも肯定的な意見が大多数を占めています。
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多くの人が評価しているのは、その「コストパフォーマンスの高さ」です。
Tシャツが1,500円前後、ジャケットやパーカーが2,500円前後という手頃な価格でありながら
「生地がしっかりしている」
「デザインがシンプルで使いやすい」
「着心地が良い」
といった声が多く見られます。
訴求されている機能も、競技向けの高度なものではな
「UV対策」や「吸汗速乾」といった日常生活で役立つものが中心です。
もちろん、競技用の高性能ウェアと比較することはできませんが、ウォーキングやジムでの軽い運動、あるいは普段着として使う分には十分な品質を持っていると考えられます。
つまり、「ダサい」というイメージは、製品の品質そのものに起因するものではない、ということがここから分かります。
レディースも意外と多い?

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はい、しまむらなどで展開されているHEADのアパレルには、レディース製品も数多く存在します。
メンズと同様に、Tシャツ、パーカー、ジョガーパンツ、ジャケットといったカジュアルなアイテムが中心です。
デザインも、スポーツシーンだけでなく普段使いしやすいように、シンプルなロゴデザインやトレンドを意識したリラックスシルエットのものが多くなっています。
また、吸汗速乾やUVカットといった機能性を備えた製品もあり、日常的な活動を快適にサポートしてくれます。
価格も手頃なため、気軽にスポーツミックスのファッションを楽しみたい女性にとって、魅力的な選択肢の一つとなっています。
Kaepaはダサい?他ブランドとの比較
HEADが直面しているイメージの問題は、他のブランドと比較するとより明確になります。
その前にまず、HEADブランド自体が持つ「二つの顔」を整理してみましょう。
HEADブランドが持つ二つの世界
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属性 |
HEAD(パフォーマンス・コア) |
HEAD(しまむらアパレル) |
|---|---|---|
|
ターゲット層 |
プロ選手、競技者、本格的な趣味人 |
価値を重視する家族層、カジュアルな買い物客 |
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主要製品 |
技術的に先進的なスキー、テニスラケット |
Tシャツ、フーディ、日常着パンツ |
|
価格帯 |
プレミアム(ラケット:3万円以上など) |
マスマーケット(1,500円~3,000円程度) |
|
主な販売チャネル |
スポーツ専門店、プロショップ |
ファッションセンターしまむらなど |
|
ブランドメッセージ |
「勝利」「パフォーマンス」「テクノロジー」 |
「快適さ」「カジュアル」「普段使い」 |
この表が示すように、同じ「HEAD」という名前の下で、全く異なる二つのビジネスが展開されています。
このギャップこそが、イメージの混乱を生む最大の要因です。
一方で、HEADの競合である「Wilson(ウィルソン)」や「Babolat(バボラ)」は、アパレル展開において異なる戦略をとっています。
競合ブランドとの戦略比較
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ブランド |
アパレル戦略の特徴 |
主な販売チャネル |
結果として生まれるイメージ |
|---|---|---|---|
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HEAD |
ライセンス契約によるマスマーケット展開 |
ファッションセンターしまむらなど |
アクセスしやすいが、ブランドイメージが希薄化 |
|
Wilson |
プレミアムラインを立ち上げ、ファッション性を強調。KITHなどストリートブランドともコラボ。 |
代官山蔦屋書店などトレンドに敏感な店舗 |
憧れの対象となる、おしゃれなライフスタイルウェア |
|
Babolat |
競技者向けからクラブ向けまで、明確なランク分け(VS, PURE, CLUBなど) |
スポーツ専門店 |
ユーザーが自分のレベルに合わせて選べ、イメージの混乱が少ない |
このように、WilsonやBabolatは、アパレル事業がブランド全体の価値を損なわないよう、販売する場所や製品のラインナップを慎重に管理しています。
この戦略の違いが、ブランドイメージの差となって表れているのです。
結論:HEAD ブランドがダサいと言われる真相

Made By B・Genius
HEADブランドが持つ二つの顔の全容は、いかがでしたでしょうか。
ここまで見てきた情報を総合すると、HEADブランドが一部で「ダサい」と言われる現象の真相が明らかになります。
かたや世界のトップアスリートが絶大な信頼を寄せる高性能イクイップメントブランドであり、かたや私たちの日常に寄り添う親しみやすいアパレルブランドでもあります。
この大きなギャップこそが、「ダサい」というイメージの根源にありました。しかし、それは製品の品質が劣っているからではありません。
むしろ、それぞれの市場で求められる役割をしっかりと果たしていることの証でもあります。
最後に、この記事で解説した重要なポイントを以下にまとめました。
この記事のポイント
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HEADはスキーとテニスの技術革新から始まった本格的なスポーツブランド
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創業者は航空機エンジニアで、そのDNAは技術開発にある
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現在はオーストリアに拠点を置き、ウィンタースポーツに強みを持つ
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ノバク・ジョコビッチ選手など世界のトップアスリートが使用
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競技の世界では「勝者のための高性能ブランド」という確固たるイメージを持つ
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一方で、日本ではしまむらとのライセンス契約により手頃な価格のアパレルを展開
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この戦略はHEAD本社にとって低リスクで収益を上げる合理的なビジネス
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しまむらの製品は品質が低いわけではなく、むしろコスパが高いと評判
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問題は「トップアスリート向け」と「日常着」という二つのイメージの大きなギャップ
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この「ブランド・ディソナンス(不協和音)」が「ダサい」と感じる原因
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プレミアムブランドのイメージが、低価格帯商品によって薄まる「ブランド希薄化」が起きている
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WilsonやBabolatは、ブランドイメージを管理する戦略でこの問題を回避
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HEADのファン層は、競技者層としまむらの購入者層で分断されている
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両方の側面を知る人ほど、ブランドの一貫性のなさに違和感を覚える
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ダサいかどうかは、その人がブランドのどの側面に触れているかによる
この記事を通じて、HEADブランドの多面的な魅力を理解いただけたなら幸いです。
あなたが求めるのが、最高のパフォーマンスを引き出すためのツールなのか、それとも日々の生活を快適にするためのウェアなのか。
その答えによって、HEADブランドとの付き合い方はきっと変わってくるはずです。
