ブランドのトリビア

60年代と70年代ファッションの違いがレトロ懐かしでちょっとエモい!

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60年代・70年代ファッションの違いが気になるあなたは、きっとレトロで個性的なスタイルに興味を持っているはずです。

この記事では、激動の時代が生んだ60年代ファッションの特徴と、多様性が花開いた70年代に流行ったファッションの特徴をじっくり比べていきます。

それぞれの魅力に、ぐっと迫ってみましょう。

 

アメリカの年代別ファッションや日本VS海外全般の年代別ファッションの流れ、 年代別ファッション・日本の場合の、ちょっとユニークな進化も見ていきます。

当時のファッションを牽引したブランド一覧にも触れながら、なぜこれらの時代のファッションが今の私たちにとって「懐かしくてエモい」のか。

その理由を探るために、今から少しだけ、ぜひお付き合いください。

この記事でわかること

  • 60年代と70年代のファッションの特徴の違い

  • 各年代の代表的なスタイルとアイテム

  • 日本と海外におけるファッションの変化

  • 時代背景がファッションに与えた影響

 

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60年代と70年代ファッションの違い「革命の60年代」

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60年代と70年代ファッションの違いを理解するために、まず知っておきたいのは60年代の「時代の新しさ」です。

この時代は、若い人たちのカルチャーが社会全体に大きな影響を与えました。

ファッションも、古い価値観から抜け出すための大切な手段になったんです。

概要

  • 60年代の衝撃波 vs 70年代の多様化の美学を比較
  • 60年代ファッションの特徴:若者が望んだ大胆な変革と憧れ
  • 60年代当時のファッションを牽引したブランド一覧
  • 60年代に流行したアイビールック:日本にも上陸したトラッドスタイル
  • 年代別ファッション・日本の場合:60年代の国内トレンド
  • 年代別ファッションのメンズ&レディース:60年代スタイルの変遷
  • 1950年代のファッションと時代背景:60年代スタイルを作った土台

 

60年代の衝撃波 vs 70年代の多様化の美学を比較

さて、ここで一度、60年代と70年代のファッションが持つ雰囲気や具体的なアイテムの違いをそれぞれ比べてみましょう。

まず全体的な雰囲気です。

60年代は、まさに「革命」の時代。

若者が中心となって、古いものから新しいものへと、エネルギッシュに突き進んでいきました。

 

モッズや宇宙時代ファッション、初期のヒッピーといった、いくつかの強烈な「ルック」が時代を象徴していました。

一方の70年代は、「多様性」がキーワード。

ヒッピー/フォーク、ディスコ、パンク、グラムロック、そしてカジュアルシックと、たくさんのサブカルチャーが同時に花開き、それぞれが個性を主張していました。

特徴 1960年代 1970年代
全体的な雰囲気 革命的、若者主導、楽観的、反抗的、実験的、過去からの脱却。少数の強力で新しい「ルック」に焦点(モッズ、宇宙時代、初期ヒッピー)。 多様、断片的、個人主義的。複数のサブカルチャーが共存(ヒッピー/フォーク、ディスコ、パンク、グラムロック、カジュアルシック)。
主要シルエット(女性) Aライン、シフトドレス、ミニスカート、ノースリーブトップス、カプリパンツ。後半には初期のフレア 。 ベルボトム、マキシ/ミディドレス、ペザントブラウス、ラップドレス、ジャンプスーツ、パンツスーツ、ホットパンツ 。
主要シルエット(男性) スリムなコンチネンタルスーツ、スキニータイ、アイビーリーグ(ポロシャツ、チノパン、ハリントンジャケット)、サーフジャケット 。 フレアパンツ、幅広の襟のシャツ(しばしば開襟)、デニム全般、レジャースーツ、テーラードスーツ(YSL)、パンクのレザー/ボンデージギア、グラムロックのジャンプスーツ/サテン 。
支配的なサブカルチャー/スタイル モッズ、宇宙時代、初期ヒッピー、アイビーリーグ、サーフ 。 後期ヒッピー/フォーク、ディスコ、パンク、グラムロック、カジュアルシック、プレッピー(日本ではニュートラ/ハマトラ)。
象徴的なアイテム ミニスカート、ゴーゴーブーツ、PVCレインコート、Aラインドレス、ネールジャケット 。 ベルボトムジーンズ、プラットフォームシューズ、ラップドレス、ペザントブラウス、ディスコジャンプスーツ、パンクのレザージャケット 。
カラーパレット 明るいポップアートカラー、モノクローム(黒と白)、メタリック、サイケデリックプリント 。 アーストーン、ジュエルトーン、パステル、ネオン(パンク/グラム)、メタリック(ディスコ)。より多様でサブカルチャーに依存 。
主要素材 合成素材(PVC、ビニール、ポリエステル、プラスチック)、コットン、ウール、ジャージー 。 デニム、コーデュロイ、サテン、ポリエステル、ジャージー、レザー、スエード、天然繊維(フォーク用のコットン、ウール)。
影響力のあるデザイナー(典型) クヮント(若々しい、民主的)、クレージュ/カルダン/ラバンヌ(未来的)、YSL(新進気鋭のシック)。 YSL(確立されたシック)、ハルストン(ミニマリストグラム)、ウエストウッド(パンク)、DVF(エンパワーされたカジュアル)、ケンゾー(グローバルフォーク)。
著名なアイコン(典型) ツイッギー(モッズユース)、オードリー・ヘプバーン(ガーミンシック)、ビートルズ(ユースカルチャー)。 ファラ・フォーセット(カジュアルグラム)、ビアンカ・ジャガー(ディスコシック)、デヴィッド・ボウイ(グラムアンドロジニー)など

こうして比べてみると、60年代の革新的なエネルギーと、70年代の自由で多様な個性の爆発が、よりはっきりと見えてきますね。

 

60年代ファッションの特徴:若者が望んだ大胆な変革と憧れ

60年代ファッションの特徴といえば、何と言ってもその大胆さとチャレンジ精神です。

ロンドンから生まれたモッズ(Mod)スタイルは、スッキリしたラインとパッと目を引く色使いで、若い人たちのハートを掴みました。

Aラインのミニスカートやシフトドレスは、女の子の若々しさと自由を象徴するアイテムとして、あっという間に大人気になりました。

 

宇宙開発競争が盛り上がった時代背景もあって、PVCやメタリックな素材を使った未来的な「宇宙時代ファッション」も登場しました。

一方で、60年代の終わり頃には、ベトナム戦争への反対運動などをきっかけに、自然に戻ろう・平和を愛そという”ヒッピー文化”が盛り上がります。

このヒッピー文化とは、ラブ&ピースを掲げ、既存の社会制度や物質主義に疑問を投げかけたムーブメントでした。

 

その象徴とも言える「フラワーチルドレン」たちは、花を愛し、髪に花を飾ったり、花柄の服を身にまとったりして、平和への願いを表現しました。

彼らは、音楽フェスティバルなどでよく見られ、自由で自然体なライフスタイルを体現していました。

そんなフラワーチルドレンたちが、街中で自由なファッションを楽しんでいました。

 

60年代当時のファッションを牽引したブランド一覧

当時のファッションを牽引したブランド一覧として、60年代には新しい価値観を形にしたデザイナーたちがたくさんいました。

ミニスカートの女王マリー・クヮント

未来的なデザインのアンドレ・クレージュ、ピエール・カルダン、パコ・ラバンヌ

女性にパンツルックを提案したイヴ・サンローラン

オードリー・ヘプバーンのスタイルを手がけたユベール・ド・ジバンシィ

カラフルなプリントのエミリオ・プッチなどが、時代を代表する顔ぶれです。

 

彼らの斬新なアイデアが、60年代のファッションに強い影響を与え、ファッションの世界観を面白くしたんですね。

 

60年代に流行したアイビールック:日本にも上陸したトラッドスタイル

60年代に流行したアイビールックは、アメリカ東海岸にある有名大学、いわゆる「アイビーリーグ」の学生さんたちの間で生まれた伝統的なスタイルが元になっています。

清潔感があって、どこか知的な雰囲気が魅力でした。

具体的には、襟先をボタンで留めるボタンダウンシャツ、動きやすいコットン素材のチノパン、そして足元は革製のローファーといった、ベーシックだけど品のあるアイテムが中心です。

 

これらのアイテムを、ルールに沿ってきっちりと着こなすのがポイントでした。

このきちんとした、しかし堅苦しくはないスタイルは、当時の日本の若者たちにとって、とても新鮮で魅力的に映ったんです。

日本にも大きな影響を与え、瞬く間に広がっていきました。

 

このアイビールックを日本で広めるのに、ものすごく大きな役割を果たしたのが、石津謙介さんが立ち上げたブランド「VANヂャケット」です。

VANヂャケットは、アイビールックのアイテムを日本人に合わせて展開し、着こなし方まで提案しました。

雑誌などを通じて積極的に情報を発信し、若い人たちの間で、まさにカリスマ的な人気を集めたんです。

VANの袋を持つことが一種のステータスになるほどでした。

 

そして、このアイビールックを象徴する存在として語り継がれているのが、銀座のみゆき通りに集まった「みゆき族」と呼ばれる若者たちです。

彼らは、VANヂャケットなどのアイビールックを身にまとい、週末になると銀座を闊歩しました。

 

その姿は、当時の大人たちからは少し眉をひそめられることもありましたが、若者にとっては新しい時代のファッションリーダーであり、憧れの的だったんです。

みゆき族の登場は、単なるファッショントレンドというだけでは無く、若者文化の大きなうねりを示す社会現象とさえ言えるでしょう。

 

年代別ファッション・日本の場合:60年代の国内トレンド

60年代は海外の新しい流行をものすごい勢いで取り入れながらも、そこに日本ならではの感覚や工夫を加えて、独自のスタイルが生まれたエキサイティングな時代でした。

単に真似するだけでは無く、日本の生活や体型に合うようにアレンジする器用さが見られたんです。

 

例えば、先ほどお話ししたアイビールックは、お手本に忠実な着こなしが重視される一方で、日本の気候に合わせて素材が工夫されることもありました。

それに加えて、ロンドン発のモッズスタイルも、日本の若い人たちの心に強く響きました。

ツイッギーがアイコンとなったミニスカートや、直線的なシルエットが特徴のゴーゴードレスは、当時の日本の女の子たちの間で大流行。

 

原色や幾何学模様といった大胆なデザインも、新鮮な驚きをもって受け入れられました。

ハイソックスやピーターパンカラー(丸襟)、ブロックカラーの配色など、モッズ特有のディテールを取り入れたファッションが街に溢れました。

 

しかし、面白いことに、これらの海外の流行が日本にやってくるまでには、少しタイムラグがありました。

情報伝達のスピードや、輸入のプロセス、そして新しいものを受け入れる国民性もあってか、欧米でのピークから数年遅れてブームになることも珍しくありませんでした。

そして、日本に入ってくるときには、本場のスタイルよりも少し控えめな、おとなしい形でアレンジされて広まることも多かったようです。

例えば、ミニスカートの丈は本場ロンドンほど大胆では無かったり、色使いも少し落ち着いたトーンが好まれたりする傾向がありました。

 

これは、もともと持っている日本の美意識や、周囲との調和を大切にする文化が影響していたのかもしれません。

それでも、マリー・クヮントに影響を受けたAラインのシルエットなどは、70年代に入っても人気が続くなど、日本のファッションに深く根付いた要素もたくさんありました。

 

こうした海外トレンドの波は、60年代の日本のストリートファッションを劇的に変化させました。

それまでの少し堅苦しいファッションから解放され、若者たちが自分たちの意思でスタイルを選ぶという、新しい時代の幕開けをはっきりと感じさせてくれたんです。

この経験が、70年代以降の日本の独創的なファッション文化が花開くための、大切な土壌になったと言えるでしょう。

 

年代別ファッションのメンズ&レディース:60年代スタイルの変遷

60年代は大きな変わり目の時期でした。

それまでの伝統的な性別の役割分担が、ファッションの世界でも揺らぎ始めたんです。

レディースファッションでは、革命的な変化が起こりました。

その象徴が、マリー・クヮントによって広められたミニスカートです。

 

これは単に新しいデザインというだけでは無く、女性の脚を大胆に露出し、若々しさや活動性を強調することで、古い慣習からの解放を求める当時の女性たちの気持ちを代弁するものでした。

社会的なタブーに挑戦するような、強いメッセージ性を持っていたんです。

 

同じく、イヴ・サンローランが発表したパンツルック、特に「ル・スモーキング」と呼ばれるタキシードスタイルのスーツは、男性のものとされていたアイテムを女性が着こなすという斬新さで、大きな衝撃を与えました。

これは、女性が社会でよりアクティブに活躍し始めた時代の空気感や、男女平等の意識の高まりをはっきりと映し出していました。

 

こうした新しいスタイルのお手本となったのが、ツイッギーです。

 

彼女は、それまでのグラマラスで大人っぽいモデルとは全く違う、小柄でスレンダー、ショートカットが似合うボーイッシュな魅力で、世界中の若い女性たちの憧れの的になりました。

彼女の登場は、ファッションにおける「若さ」や「個性」が、より重視されるようになるきっかけを作ったと言えるでしょう。

 

一方、メンズファッションでも、新しい波が押し寄せていました。

それまでのゆったりとしたシルエットのスーツに代わって主流になったのが、体にフィットする細身のコンチネンタルスーツです。

映画『007』シリーズでジェームズ・ボンドが着こなしていたような、シャープで洗練されたスタイルは、活動的でモダンな男性像を印象付けました。

 

短い丈のジャケットや細いネクタイ、つま先の尖った靴などが特徴で、より若々しく、スッキリとした印象が好まれたんです。

アイビールックも引き続き人気で、ボタンダウンシャツにチノパン、ローファーといった定番の組み合わせは、清潔感と知的な雰囲気を演出し、学生だけでなく若いビジネスマンにも支持されました。

そして、この時代のメンズファッションに最も大きな影響を与えたのが、ビートルズの存在です。

彼らのマッシュルームカットや襟なしのスーツ、チェルシーブーツといった独特のスタイルは、世界中の若者たちに熱狂的に模倣されました。

 

ビートルズは単なるミュージシャンという枠を超え、ファッションを通じて新しい若者文化を創り出し、そのスタイル自体が社会現象となるほどの大きな影響力を持っていたんです。

彼らのファッションは、旧世代の価値観からの脱却を象徴するものでもありました。

 

1950年代のファッションと時代背景:60年代スタイルを作った土台

60年代と70年代ファッションの違いをもっと深く知るためには、その前の時代、1950年代のファッションと時代背景を知ることが大切です。

50年代は、第二次世界大戦が終わって、世の中が落ち着きを取り戻し始めた頃。 ファッションは、上品でちょっとカッチリしたスタイルが中心でした。

 

ディオールのニュールックというスタイルが有名で、ウエストをキュッと絞って、スカートがふんわり広がる女らしいシルエットが、当時の女性の憧れだったんですね。

男性のファッションも、わりとマジメで、伝統的なスーツスタイルが普通でした。

こういう50年代の、みんな同じような画一的スタイルだったことへの反発が、60年代の若い人たちによる大胆で自由なファッション革命に繋がっていったんですね。

 

60年代と70年代ファッションの違い:多様性の70年代

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60年代と70年代ファッションの違いを話す上で、70年代の合言葉は「多様性」です。

60年代の新しいことにチャレンジするエネルギーを受け継ぎながらも、もっと一人ひとりの個性を大切にする、いろんなスタイルが登場した時代でした。

概要

  • 70年代に流行ったファッションの特徴:サブカルチャーの時代
  • 当時のファッションを牽引したブランド一覧:70年代の多様性
  • アメリカの年代別ファッション:70年代は自由と個性の時代
  • 海外全般の年代別ファッション:グローバル化した70年代
  • 年代別ファッションのメンズ&レディース:70年代はジェンダーレス
  • 60年代と70年代ファッションの違いまとめ:時代ごとの魅力と今後の影響

 

70年代に流行ったファッションの特徴:サブカルチャーの時代

70年代に流行ったファッションの特徴は、ヒッピー、フォークロア、ディスコ、パンク、グラムロック、カジュアルシックみたいに、本当にたくさんのサブカルチャーが、それぞれ独自のスタイルを作ったことです。

60年代の終わり頃から続いていたヒッピースタイルは、もっと民族調の色合いが濃くなって、刺繍やパッチワーク、自然な素材などが好まれるようになってきました。

 

一方、ディスコブームは、サテンやスパンコール、フレアパンツみたいなキラキラしたスタイルを生み出して、みんなダンスフロアで自分を表現することを楽しんでいました。

さらにロンドンやニューヨークでは、社会への反抗心を表したパンクファッションが出てきました。

安全ピンや破れたTシャツ、レザージャケットなんかが、そのシンボルです。

 

デヴィッド・ボウイが代表するグラムロックは、男っぽさと女っぽさが混じったちょっと妖しい魅力のあるスタイルで、若い人たちを夢中にさせました。

こういう特別なサブカルチャーには属さない人たちの間では、デニムを中心にしたカジュアルでシックなスタイルが広まりました。

ダイアン・フォン・ファステンバーグのラップドレスは、働く女性たちの新しい定番アイテムになったんですね。

 

当時のファッションを牽引したブランド一覧:70年代の多様性

当時のファッションを牽引したブランド一覧に目を向けると、70年代はさらに多様な才能が輝いた時代でした。

引き続き大きな影響力を持っていたイヴ・サンローラン

シンプルでモダンなスタイルが人気のハルストン

アイコニックなラップドレスを生んだダイアン・フォン・ファステンバーグ

 

パンクファッションの母、ヴィヴィアン・ウエストウッド

カラフルなディスコスタイルを提案したスティーブン・バロウズ

万華鏡のようなプリントのエミリオ・プッチ

フォークロア調のデザインが得意なビル・ギブティア・ポーター

 

ジグザグ模様のニットで有名なミッソーニ

そして、高田賢三(Kenzo)さん、三宅一生(Issey Miyake)さん、川久保玲(Comme des Garçons)さん、

山本耀司(Yohji Yamamoto)さんといった日本人デザイナーたちも、この時代に世界へと羽ばたいていきました。

本当にたくさんの個性的なブランドが、70年代ファッションをカラフルに彩ったんですね。

 

アメリカの年代別ファッション:70年代は自由と個性の時代

アメリカの年代別ファッションでは、70年代は自由と個性の表現が、さらに大切にされた時代です。

ヒッピームーブメントは、自然との繋がりや手作りの温かさを大切にするスタイルを広めて、ベルボトムジーンズやフリンジが付いたベストなどが流行りました。

ディスコカルチャーが盛り上がったことで、キラキラした衣装やプラットフォームシューズみたいな、自分を思いっきりアピールするファッションも生まれました。

 

デザイナーズジーンズが出てきて、普段着にも個性が求められるようになったのも、この頃です。

 

海外全般の年代別ファッション:グローバル化した70年代

海外全般の年代別ファッションを見てみると、70年代はファッションの世界的な広がりが進んだ時代でもあります。

特にスゴイのは、高田賢三(Kenzo)さん、三宅一生(Issey Miyake)さん、川久保玲(Comme des Garçons)さん、山本耀司(Yohji Yamamoto)さんといった日本のデザイナーたちが、世界で認められ始めたことです。

 

日本の伝統的な美しさと西洋の技術をミックスさせて、自分たちだけのスタイルを作り上げました。

パリやニューヨークのファッションの世界に、新しい風を吹き込んだんです。

これで、ファッションの最先端はヨーロッパやアメリカだけじゃないんだという考えが、世界にも次第に広がっていきました。

 

年代別ファッションのメンズ&レディース:70年代はジェンダーレス

70年代は「男らしさ」「女らしさ」といった固定的なイメージにとらわれず、より自由な自己表現が花開いた時代と言えます。

それまでのファッションが性別によって着るものが決められていたのに対して、70年代はそういった境界線が、だんだんと曖昧になっていきました。

 

その代表的な例が、グラムロックのミュージシャンたちです。

デヴィッド・ボウイマーク・ボランといったスターたちは、キラキラしたメイクを施し、体にフィットするジャンプスーツや、時にはスカートのような女性的なシルエットの衣装も大胆に着こなしました。

 

彼らのスタイルは、従来の「男性はこうあるべき」というイメージを打ち破り、「性別を超えた美しさ」や「自己表現の自由」を強烈にアピールしました。

これは、若い世代を中心に大きな共感を呼び、ファッションにおけるジェンダーの多様性を推し進める大きな力になっていきます。

彼らの影響で、男性もより華やかで装飾的なファッションを楽しむことが、一つのスタイルとして受け入れられるようになりました。

 

女性のファッションも、より活動的で実用的な方向へと進化しました。

60年代に登場したパンツスーツは、70年代になるとさらに一般的になり、働く女性たちの定番スタイルとして定着。

シャツにジャケット、フレアパンツといった組み合わせは、知的で洗練された印象を与え、女性が社会で活躍する姿を象徴するものでした。

 

スカートだけではなく、パンツスタイルも女性の選択肢として当たり前になったことは、ファッションにおける大きな変化と言えるでしょう。

これにより、女性たちはより動きやすく、自分のライフスタイルに合った服装を選べるようになったのです。

 

そして、この時代のユニセックスなトレンドを象徴するのが、ベルボトムジーンズやプラットフォームシューズです。

ベルボトムのジーンズは、ヒッピースタイルからディスコファッションまで、男女問わず大流行しました。

裾が大きく広がった独特のシルエットは、70年代の自由な空気感を体現していましたね。

 

また、厚底のプラットフォームシューズも、性別に関係なく多くの人に愛用されました。

身長を高く見せる効果だけでなく、その個性的なデザイン自体がファッションのアクセントとして楽しまれたんです。

これらのアイテムは、男性も女性も同じように取り入れることができ、ファッションにおける「男女兼用」という考え方を広めるきっかけになりました。

 

このように、70年代は、一人ひとりが自分の好みやライフスタイル、そして表現したい自分自身のイメージに合わせて、もっと自由に服装を選べるようになった時代でした。

それは、社会全体の価値観が多様化し、個人の自由が尊重されるようになってきたことの表れでもあったのです。

ファッションは、そんな時代の変化を敏感に映し出す鏡のような存在だったんですね。

 

60年代と70年代ファッションの違いまとめ:時代ごとの魅力と今後の影響

Made By B・Genius

60年代と70年代ファッションの違いを振り返ってみると、60年代が若い人たちのカルチャーが中心の「革命」の時代だったのに対して、

70年代はいろんなサブカルチャーが一緒になって、一人ひとりの自分らしさを表現する「多様化」の時代だったと言えるでしょう。

60年代のミニスカートやAラインドレス、70年代のベルボトムやフォークロア調のアイテムは、今でも何度もリバイバルして、現代のファッションに新しいアイデアを与え続けています。

 

これらの時代のファッションが「懐かしくてエモい」と感じるのは、ただ古いからだけではなくて、それぞれの時代が持っていたエネルギーや、自由への強い思い、自分を表現する喜びが、はっきりと表れているからかもしれませんね。

ちなみに、70年代と80年代ファッションの違いに目を向けると、70年代のいろんな流れを受け継ぎながらも、80年代はもっと力強くてカチッとしたスタイルや、DCブランドブームみたいな新しい流行が生まれていくことになります。

 

この記事のポイント

  • 60年代は若者カルチャーが主導した「革命の時代」

  • 70年代は多様なサブカルチャーが共存した「個性の時代」

  • 60年代はモッズや宇宙時代ファッションが象徴的

  • 70年代はヒッピー、ディスコ、パンク、グラムロックなどが台頭した

  • 女性の主流シルエットは60年代がAラインやミニ、70年代がベルボトムやラップドレス

  • 男性は60年代がスリムなスーツやアイビールック、70年代はフレアパンツやレザージャケット

  • 60年代は明るくポップなカラーやサイケ模様が特徴

  • 70年代はアースカラーやジュエルトーン、メタリックが主流

  • 60年代は合成素材やビニールなど未来感のある素材が使われた

  • 70年代はデニムや天然素材などナチュラル志向が高まった

  • 60年代はマリー・クヮントやクレージュらが若者向けに革新を起こした

  • 70年代はYSL、ハルストン、ウエストウッドらが多様な価値観を提示した

  • 日本ではVANヂャケットとみゆき族が60年代ファッションを象徴した

  • 70年代の日本はデザイナーズブランドが台頭し世界で活躍した

  • 60年代は性別役割を崩すパンツルックやユニセックス化の始まりでもあった

参照:

ファッション イン ジャパン 1945-2020―流行と社会(文化庁)

『Vogue』に見る1960年代ファッション


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