スーパーの特売品と比べてはいけませんが、エルメスの「枠」ルールはまるで
スーパーでよく見かける「おひとり様◯個限り」といった、
限定購入に対しての「枠ルール」が存在しているかのようです。
エルメスに沼りはじめて1年、、
ようやく私のもとに枠バッグが🥲✨それにしてもなぜこのスペックを私に?!
購入してから1ヶ月くらいは手違いでしたって言われたらどうしよう、、って考えてた笑やっと手にした実感が湧いてきたのでお披露目✨初めての枠がまさかまさかのミニケリー😭❤️
大感謝🙏 pic.twitter.com/ScgvyLBGq6— lemmi (@lemmiru11) October 15, 2024
あえてこれに従うことで、初めて手に入る特別なアイテムもあるのです。
この記事では、エルメス枠とは何か、そのルールがなぜ設けられているのかについて詳しく紹介します。
エルメスの魅力をさらに深く知るために、ぜひ最後までお読みください。
この記事でわかること
- エルメスの枠とは何かとその仕組み
- エルメスの枠が転売防止にどう関わるか
- 顧客ランクと実績が枠に与える影響
- 店舗や担当者ごとの枠ルールの違い
エルメスの「枠」とはいったい何?高級ブランドバッグ購入の謎
エルメスで人気バッグを手に入れるには「枠」と呼ばれる独自のルールが関係します。
この枠とは、ただの販売制限ではなく、顧客とブランドの信頼関係に基づく特別な仕組みです。
なぜ枠が存在するのか、
そしてそのルールにどのように従えば理想のバッグを手に入れられるのか、詳しく見ていきましょう。
概要
- エルメス「暗黙のルール」が持つ合理的な意味
- 課金300万顧客の価値を考える
- バーキンの30分ルールとは
- エルメスの担当実績で「250万」を目指す理由
- VIPの実績になるものとは?
- エルメスの枠バッグ実績までの達成条件
エルメス「暗黙のルール」が持つ合理的な意味
エルメスには、表向きのルールだけでなく
「暗黙のルール」なるものが存在しています。
ゴン詰めが話題ですが🍊
今ハワイのエルメスはhistory無いと枠は出ないって正直に言われた!滞在中に100以上使って枠外のミニ👜と🐴はGET。また来る時に事前にメールしてくれたら融通効かせるようにしますって言われたよ。
アラモアナもワイキキも全身エルメスでお買い物してる方ばかりでした😘 pic.twitter.com/RSyso907BG— なんちー (@porkkaturetu) August 1, 2023
これは公式には明示されていないものの、
エルメスを愛する人ならば皆、なんとなく理解しているルールです。
例えば、担当スタッフとの信頼関係を築くこともその一つです。
エルメスでは、信頼関係がしっかりしている顧客に対して、特別な商品を優先的に紹介することがあります。
これは、単なるお金の問題ではなく
「エルメスを理解している人」に対するブランドからの信頼の証です。
また、エルメスでは
「枠バッグ」と呼ばれる人気商品が、店頭に並ばないことが多いです。
これも暗黙のルールの一部です。
つまり、何度も店舗を訪れたり、特定の商品を購入したりする中で、
少しずつ「この人ならば紹介しても良い」というタイミングが生まれるのです。
こうしたルールの背景には、実は転売防止の意図があります。
誰でも簡単に人気バッグを手に入れられるようにしてしまうと、
すぐに転売市場に出回ってしまう恐れがあるためです。
エルメスの暗黙のルールを理解することで、ブランドの世界をより深く楽しむことができます。
ただ、初めてエルメスを訪れる人にとっては少し理解が難しい世界観だと感じることもあるでしょう。
その場合は、まず担当スタッフと良い関係を築きながら
少しずつ、エルメスの世界とその魅力に慣れていくのが良いでしょう。
課金300万顧客の価値を考える
エルメスの商品を購入する際、
300万円もの金額を使うことに疑問を持つ人もいるでしょう。
ではなぜ、そこまでの「課金力」が求められるのか。その理由を見ていきます。
エルメス1号のお店でご紹介頂きました🍊
ケリー タッチ 25 黒 内縫 ゴールド金具
スイフト / リザードオンブレ今年はトリコロールに続いてケリーは2個目
我が家の今年のバーキン・ケリー枠は残り1 https://t.co/0VBYs5OfLn pic.twitter.com/TqOvQM0swc— Dayama🐦️ (@LoveCHA97798351) September 27, 2024
エルメスでは、バーキンやケリーなどの「枠バッグ」を手に入れるために、
年間を通してさまざまな商品を購入する「実績」を積む必要があります。
例えば、バッグ以外にスカーフやアクセサリー、靴、
洋服といったアイテムを買いながら、顧客としての信頼を積み重ねるのです。
課金のように多額の買い物をする理由は、エルメスが「特別な顧客」を優遇するためです。
誰でも簡単に入手できるブランドではなく、エルメスの価値を保つための戦略とも言えます。
このため、単に300万円を使うだけではなく、
それを「エルメスらしい商品」に対して使うことが求められるのです。
ただし、もちろん300万円という金額は決して軽いものではありません。
だからこそ、一部の人にとっては、この金額をエルメスに投資することが
「夢のバーキンを手に入れるための道」となります。
例えば
「ゲームで絶対に欲しいレアアイテムを入手するために課金する」のと似た感覚かもしれません。
しかし、注意したい点もあります。
エルメスの魅力は商品そのものだけでなく
「欲しいものを手に入れるまでのプロセス」でもあります。
そのため、あくまで無理のない範囲で買い物を楽しみ、
300万円を超える課金が自分にとって価値のあるものなのか、しっかり考えることが大切です。
エルメスは、単なるブランド品以上の存在です。
その価値は「持つ人の物語」によって決まると言っても過言ではありません。
バーキンの30分ルールとは
バーキンを手に入れる上で「30分ルール」という興味深いルールが存在します。
このルールは、店頭でバーキンを紹介された場合、
30分以内に購入するかどうか決断しなければならない、というものです。
少し前ですがメンズツイリーが出たとの事で早速購入してきました。#エルメス #HERMES #バーキン pic.twitter.com/PUTe2MueFS
— 三馬 (@pateo0888) June 10, 2024
つまり、お客様がVIPとして相応しいかどうか、お店からテストされているようなものです。
このルールの背景には、エルメスが顧客に対して「スピードと覚悟」を求めていることが伺えます。
一瞬の判断が求められるのは、バーキンの希少価値を守るためです。
もし、時間をかけて迷うようであれば、次の顧客にその機会が回る可能性もあります。
このようなルールがあることで、エルメスのバッグは
「その場での判断力と決断力」を象徴するアイテムともなります。
つまり、30分という限られた時間で
「自分のための一生物」を見極めることが求められるのです。
一方で、30分という短い時間で決断するのは簡単ではありません。
例えば、車や家を買うときに、
じっくり時間をかけて選ぶのと同じように、バーキンも慎重に選びたいと考える人も多いでしょう。
ただし、エルメスでは「迷っている人」よりも、
「すでに決めている人」を優遇する傾向があります。
これは、ブランドの特別感と希少性を守るための重要な方針です。
30分ルールを知っておくことで、
いざバーキンを紹介されたとき、素早く判断できるよう心の準備ができます。
こうしたルールもまた、エルメスの世界を楽しむための一部と言えるでしょう。
エルメスの担当実績で「250万」を目指す理由
エルメスでは、担当スタッフと信頼関係を築きながら実績を積むことが重要です。
その中でも「250万円分の購入実績」という具体的な目標がよく話題になります。
なぜ、多くの顧客がこの金額を目指すのでしょうか?
250万円という数字は、エルメスで人気の「枠バッグ」
つまりバーキンやケリーを紹介してもらうための基準の一つとされています。
エルメスの担当スタッフは、
顧客がどれだけエルメスの商品を愛し、長く関係を続けていきたいかを重視します。
このため、バッグ以外にもスカーフや小物、アパレルなどを購入し、
トータルで250万円の実績を積むと、紹介の可能性が高くなるのです。
例えば、学校の先生と良い関係を築くと推薦状を書いてもらえるのと似ています。
エルメスも、信頼関係が深まると
「このお客様なら特別なバッグを紹介しよう」と考えてくれるのです。
ただし、この金額はあくまで「目安」に過ぎません。
店舗や担当者によって、もう少し高い実績が必要になることもあります。
また、タイミングや購入する商品によっても結果は変わってくるため、
一度で達成できなくても焦る必要はありません。
重要なのは、無理をせず、エルメスの商品を楽しみながら買い物を続けることです。
担当者との信頼が深まれば、自然と実績も積み重なっていきます。
それが250万円という「枠バッグ」への切符になるのです。
VIPの実績になるものとは?
エルメスでの「実績」とは、単に高額な商品を購入するだけではありません。
どんな商品が実績に含まれるのかを理解することが
理想のバッグを手に入れるための第一歩です。
トワルBをお迎えしてルンルンで友達とご飯食べてたら、まさかまさかの震える連絡📲
立て続けに枠🍊しかも一番熱望してたミニケリーちゃんでした🥹🫶
1週間で3つもスペシャルな子のお迎えは、長いエルメス歴の私でも初でしたがありがたくお迎えしました🥰
無事にクレカ💳瀕死😇💸💸💸 pic.twitter.com/ymbtvW4bHH
— 炭水化物🍊 (@yolo_ma_cggg) June 4, 2024
実績には、バッグだけでなく、スカーフやアクセサリー、
洋服、香水、靴など、エルメスが提供するさまざまな商品が含まれます。
例えば、スカーフや小物は比較的手頃な価格で手に入るため、気軽に実績を積むのに向いています。
ただし、ポイントは「ブランドへの理解と愛情」を示すことです。
単に買い物をするのではなく、「この商品が好き」
「エルメスのデザインに惹かれる」といった気持ちが重要です。
担当者は、顧客がどれだけエルメスの世界観を楽しんでいるかを感じ取り、その姿勢が実績に反映されます。
また、頻繁に来店することで「エルメスへの愛」をアピールするのも効果的です。
たとえ一度の購入が小額でも、何度も店舗に足を運ぶことで、
担当者に「このお客様はエルメスを大切にしている」と印象づけることができます。
このように、実績にはさまざまな形があるため、
自分が楽しめる範囲でエルメスとの関係を築いていくことが大切です。
その積み重ねが、最終的には「枠バッグ」への近道となるでしょう。
エルメスの枠バッグ実績までの達成条件
エルメスの「枠バッグ」、つまり
バーキンやケリーを手に入れるには、一定の実績を積む必要があります。
Benjamin LEGOURDが説くエルメスのバーキンについて知っておくべき10のこと
1) 1984年、パリからロンドンへのフライトで、ジェーン・バーキンはエルメスのCEOの隣に座った。彼女のバッグが落ち、彼女は紙袋にスケッチを描いた。そのバッグはケリーの4倍の容量を持ち、1か月後にバーキンが誕生した。 pic.twitter.com/OQolZNBBZ2— 社畜ミが強い。 (@dokodemoikiru) October 14, 2024
しかし、具体的な達成条件は店舗や担当者ごとに異なり、公式に公開されているわけではありません。
一般的に、実績の目安として
「年間250万円から300万円分の購入」が必要と言われています。
ただし、単純にこの金額を一度に使えば良いというわけではありません。
エルメスでは、いかにバランスよく、さまざまな商品を購入するかが重視されます。
例えば、バーキンを目指しても、いきなり高額なバッグを狙うのではなく、
スカーフやアクセサリー、洋服などを購入しながら担当者との信頼関係を築くことが求められます。
担当者は、その顧客がエルメスの世界観を理解し、楽しんでいるかを観察しているのです。
また、店舗ごとに事情が異なるため、同じ商品でも別の店舗では実績の扱いが変わることもあります。
これは、店舗によって顧客層や在庫の状況が異なるためです。
さらに、エルメスの枠バッグの実績は「購入のタイミング」にも左右されます。
例えば、年末年始やイベント期間中は特別な商品が出回る可能性が高まるため、
このタイミングでの購入が有効になることもあります。
実績の達成条件は一概には言えませんが、エルメスとの関係を楽しむことが何よりも大切です。
その過程で、自然と実績が積み上がり、憧れの枠バッグにたどり着くことができるでしょう。
エルメス枠の重要性とは?顧客ランク格付けと店舗戦略
エルメスの枠制度には、顧客ランクや店舗ごとの戦略が深く関わっています。
同じエルメスでも店舗ごとに違いがあり、顧客ランクの維持が枠バッグの紹介に直結するのです。
この章では、エルメスが顧客をどのように評価し、
店舗戦略をどう展開しているのか、その全貌を解き明かします。
概要
- エルメスの顧客ランクの意味
- 店舗ごとのエルメスの実績の違い
- バーキンは何個まで買えるのか?ルール上の限界
- 最高級素材は何なのか
- 担当とは何のことなのか
- エルメスには「実績リセット」という仕組みがあるようだ
- まとめ:エルメス枠とは、転売防止と合理的なブランド戦略だった
エルメスの顧客ランクの意味
公には一切表してませんが、
エルメスでは「顧客ランク」という仕組みが存在するとされています。
麻布台エルメス当選したので行ってきました🍊爆買いスリーが入るかもなVIP個室も見せて頂いた💓 pic.twitter.com/Iyic0sEvf6
— めぎゅう (@megyyu1105) March 1, 2024
このランクとは、顧客がどれだけエルメスで買い物をしているかや、その頻度、
さらには担当スタッフとの信頼関係などをもとに決まる評価基準のようなものです。
まるで学校の内申書みたいですよね。
この顧客ランクは、特に人気バッグの紹介に大きな影響を与えます。
例えば、エルメスで長期間にわたり多くの商品を購入したり、
担当者と良好な関係を築いている顧客には、バーキンやケリーといった枠バッグが紹介されやすくなるのです。
これは、学校の先生が成績だけでなく、普段の授業態度を見て評価するのと似ています。
ただし、顧客ランクがどう決まるかは公表されていないため、正確な基準はわかりません。
一部の顧客は、複数の商品をバランスよく購入することが、ランクの維持につながると考えています。
バッグだけでなく、スカーフや洋服、
小物など、さまざまな商品に興味を持つことが評価のポイントになっているようです。
また、顧客ランクは一度上がったらずっと維持されるわけではなく、
一定期間の購入が少ないと評価が下がることも考えられます。
このような仕組みは、顧客がエルメスに継続して関心を持ち続けるための戦略ともいえるでしょう。
エルメスが顧客ランクを設定するのは、
ブランドの価値を守りながら、お客様との長期的な関係を大切にするためなのです。
店舗ごとのエルメスの実績の違い
エルメスの実績は実は、店舗ごとに違いが出ることが少なくありません。
この違いは、店舗の立地や顧客層、在庫状況によって生じるため、
同じエルメスでも店舗ごとに異なるルールが存在することを理解しておく必要があります。
例えば、都心の旗艦店や大規模なメゾンと、
地方の百貨店内の店舗では、求められる実績の金額や頻度に違いが出ることがあります。
銀座や新宿のような店舗では、
顧客一人あたりの購入額が非常に高くなる傾向があるため、同じ商品を求める競争が激しくなるのです。
一方、地方の店舗では競争が少ないため、都心店舗よりも実績を積みやすい場合があります。
しかし、その分在庫が少ないため、目当てのバッグを手に入れるまでに時間がかかることもあります。
また、担当者によっても実績の評価基準が異なることがあります。
同じ商品を購入しても、ある担当者は高く評価する一方で、
別の担当者はあまり重視しないというケースもあります。
これは、担当者との信頼関係がいかに重要かを示す例でもあります。
このように、エルメスの実績は
「どの店舗で」「どの担当者と」関係を築くかによって大きく変わります。
そのため、購入を考える際には、自分に合った店舗や担当者を見つけることが大切です。
焦らずに、何度も通いながら信頼を深めていくことで、理想のバッグへの道が開けるでしょう。
バーキンは何個まで買えるのか?ルール上の限界
エルメスで人気のバーキンは、一度手に入れると
「次は何個まで買えるのだろう?」と気になる方も多いかもしれません。
バーキン25と30を隣り合わせにすると
姉妹みたい〜🖤👜👜🖤同じ色でも大きさと金具の色が違うと印象が違いますね🤗✨👜👜
両方大切に使っていきます🖤🖤🤗💕本当にラッキーな巡り合わせでした🥺💕💕💕大好きなエルメス✨これからもエルパト続けます🍊💕#エルパト#エルメス#バーキン#hermès pic.twitter.com/lsvVY5KwMc
— エルパト主婦 (@orange_junsuke) September 12, 2024
実は、エルメスではバーキンやケリーの購入数に暗黙のルールがあります。
一般的に、1年間で同じ顧客が購入できるバーキンの数は「2つまで」と言われています。
これは、転売を防ぐための措置とされています。
なぜなら、エルメスのバーキンは中古市場で高値で取引されるため、
ブランド側は正規のルート以外で商品が流通することをできるだけ避けたいからです。
ただし、このルールには例外もあります。
顧客がエルメスの特別な顧客ランクに達している場合や、
担当者との信頼関係が深い場合、追加で購入できることもあるのです。
これは、エルメスが「本当にこのブランドを愛してくれる顧客」
に対して柔軟な対応をしている証拠でもあります。
しかし、購入できる回数が増えたとしても、
高額なバーキンを複数買うのは簡単なことではありません。
バーキン1つあたりの価格は数百万円にもなるため、経済的な負担も考えなければならないのです。
そのため、エルメスでバーキンを購入する際には、
欲しい色やサイズをじっくり考えてから決断することが大切です。
いくらバーキンが人気でも、無理をして購入することは避けたほうが良いでしょう。
このように、バーキンを購入するには数の制限があるものの、担当者との関係や実績次第でチャンスは広がります。
エルメスとの長期的な関係を楽しみながら、無理なく購入できるよう計画を立てるのがポイントです。
最高級素材は何なのか
エルメスの最高級素材の代表といえば
「トゴ」や「クレマンス」などのレザーです。
ピコタンロック18
クレマンス/クレU刻未使用品✨
シルバー金具なので落ち着いた大人な印象ですね!どの季節も持ちやすい素敵なバッグです🤍#HERMES#エルメス#エルパト#ピコタン#ピコタンロック#ピコタンロック18#未使用#銀座 pic.twitter.com/6zoaBSa3xl— Orange Boutique Ginza (@ob_ginza) October 15, 2023
これらは、バーキンやケリーといったバッグに使用されており、
その質感と耐久性が多くの顧客から愛されています。
トゴは牛革を使用しており、手触りが柔らかく、細かいシボ(表面の模様)が特徴です。
そのため、傷が目立ちにくいという利点があります。
一方、クレマンスはトゴに比べてさらに柔らかく、重みがあります。
バッグの形が少し崩れやすいものの、
愛用するうちに「くったり」とした風合いを楽しめます。
なぜエルメスがこれほどまでに素材にこだわるのかというと、ブランドの魅力を最大限に引き出すためです。
エルメス製品は、一度購入すれば長年愛用できることが魅力で、
その素材が美しく保たれることで、エルメスの価値はさらに高まります。
また、各素材には厳しい選定基準があり、職人の手で丁寧に加工されます。
これによって、見た目だけでなく使いやすさも兼ね備えた製品が完成します。
ただし、最高級素材であるがゆえに価格も高くなるため、購入する際は慎重に選ぶことが大切です。
高価であっても、その素材がもたらす満足感は何年にもわたり持続するでしょう。
担当とは何のことなのか
エルメスの「担当」とは、各顧客に専任でつく販売スタッフのことです。
この担当者は、顧客の好みや希望を把握し、商品選びやバッグの紹介などをサポートします。
顧客との信頼関係を築くことが、担当の役割の一つとされています。
担当者がいることで、エルメスでの買い物がスムーズになるだけでなく、
希少な商品を優先的に案内されることもあります。
バーキンやケリーなどの枠バッグは、担当者からの紹介が重要な鍵となるのです。
また、担当者は商品だけでなく、
購入後のメンテナンスや修理など、アフターサービスもサポートします。
つまり、エルメスの担当者は、
単なる販売員ではなく、ブランドとの長期的な付き合いを支えるパートナーのような存在です。
ただし、担当者を得るには頻繁な来店や一定の購入が必要で、全員に割り当てられるわけではありません。
信頼関係を築くためには、時間と努力が必要なのです。
エルメスには「実績リセット」という仕組みがあるようだ
エルメスの実績は、店舗や担当者ごとに評価され、バッグの紹介に影響を与えます。
しかし、この実績がどのタイミングでリセットされるのかは、
明確なルールがないため、多くの顧客が疑問に感じています。
一部の情報では、エルメスの実績は年間ごとにリセットされるという説と、
累積して管理されるという説が存在します。
実際には、担当者や店舗の方針によって解釈が異なるようです。
たとえば、担当者の中には「実績は年ごとにリセットされる」
と説明する人もいれば、「過去数年の累積実績を参考にする」と伝える人もいます。
これにより、顧客の間で混乱が生じているのです。
ただし、店舗側も転売防止や顧客管理を円滑に行うため、
リセットを含む実績管理を柔軟に運用していると考えられます。
そのため、エルメスとの関係を長期的に楽しむには、こまめに担当者に確認することが大切です。
まとめ:エルメス枠とは、転売防止と合理的なブランド戦略だった
エルメスの「枠」とは、主にバーキンやケリーといった人気バッグを
一定の顧客にのみ提供するための内部ルールです。
この枠制度は、一見すると排他的で変な感じに思えるかもしれませんが、
実は転売防止とブランド価値の維持を目的とした超・合理的な戦略なのです。
まず、エルメスのバッグは非常に高い価値を持っており、
二次市場では定価以上で取引されることもあります。
そのため、ブランドとしては、
転売を防ぎ、製品が正規ルートで正しい顧客に届くように管理する必要があります。
また、枠制度は、エルメスが顧客との長期的な関係を構築する手段でもあります。
実績を積んだ顧客にのみ特別なバッグを紹介することで、
エルメスのファンを増やし、ブランドの信頼を高めているのです。
HERMES BIRKIN 25
GRIS NEVE TOGO GOLD HARDWARE
このように、エルメスの枠制度は、
ブランド価値を守り、顧客満足度を高めるための戦略的なルールといえます。
エルメスの製品を購入する際には、このルールを理解したうえで楽しむことが重要です。
そして、無理なく関係を続けることで、
自分に合ったタイミングで理想のバッグが手に入る可能性が高まるでしょう。
この記事のポイント
- エルメスの「枠」は特定顧客にのみ人気バッグを提供する内部ルール
- 暗黙のルールがあり、担当者との信頼関係が重要視される
- 枠バッグにはバーキンやケリーが含まれ、店舗には通常並ばない
- 実績を積むことで、枠バッグの紹介を受けやすくなる
- 年間250万~300万円の購入が枠バッグ獲得の目安とされる
- 実績はスカーフや靴など、多岐にわたる商品購入が対象となる
- 枠バッグ購入には顧客ランクや購入頻度も影響する
- 実績は担当者や店舗ごとに管理され、評価基準が異なる
- 30分以内に購入を決断させる「30分ルール」が存在する
- 実績リセットのルールは店舗や担当者によって異なる
- 転売防止とブランド価値の維持が枠制度の目的である
- 地方店舗よりも都市部店舗では実績の競争が激しい
- 担当者がつくことで商品紹介やアフターケアが受けられる
- 枠バッグ購入数には年間2個までという暗黙の制限がある
- エルメスは「買い物プロセス」を楽しむことも重視している
参照: