ナイキのブレーザーが気になっているけれど、MIDとLOWは、同じビンテージで何が違うのか、いまいちピンとこない方も多いのではないでしょうか。
ブレーザーとSBの違いは?といった疑問や、ナイキブレーザーの歴史、Nike靴のブレーザーの意味についても知りたいかもしれません。
また、SBズームブレーザーMIDプレミアムの発売日と価格、さらには過去のナイキブレーザーの発売日一覧も気になるところです。
この記事では、Midのサイズ感をチェックしつつ、low '77ビンテージの特徴とMIDの特徴を徹底的に比較します。
「ナイキブレーザーはださい?」なんて不安や、
「Midは履きにくいというレビューも見たけど本当?」という心配も解消します。
最後には、ブレーザーMIDとのコーデ例と相性まで詳しく解説するので、あなたにぴったりの一足を見つける手助けになるはずです。
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この記事でわかること
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MIDとLOWのシルエットや履き心地の具体的な違い
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ブレーザーの歴史からSBモデルとの関連性
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サイズ選びで失敗しないための重要なポイント
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明日から使えるおしゃれなコーディネート術
ナイキブレーザーmid77とlow77ビンテージ「違い」の基礎知識

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ここでは、ブレーザーの歴史的背景からモデルごとの違いまで、購入前に知っておきたい基本的な情報を詳しく解説します。
以下のポイントを順番に見ていきましょう。
概要
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ナイキブレーザーの歴史とブレーザーの意味
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MIDとLOW、同じビンテージで何が違う?
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Midの特徴とlow '77ビンテージの特徴
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ブレーザーとSBの違いは?
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SBズームブレーザーMIDプレミアムの発売日と価格
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ナイキブレーザーの発売日一覧
ナイキブレーザーの歴史とブレーザーの意味
ナイキブレーザーは、1972年にナイキ初のバスケットボールシューズとして誕生しました。
今でこそファッションアイテムとして有名ですが、元々はトップアスリートのために開発された本格的な一足だったのです。
「ブレーザー」という名前の由来は、ナイキ本社の地元オレゴン州のNBAチーム「ポートランド・トレイルブレイザーズ」にちなんでいます。
今日はナイキブレーザー MID '77 ネ クスト ネイチャーをはいて、これからヘアメンテナンスしに行きます🥰 pic.twitter.com/aCos9csqYZ
— ⚜️kazumi_luna◀|かずみん∞・_×NEXT→Cesqeaux❤Charlotte余韻😭 (@lunaseamoon) January 22, 2023
当時の最先端技術であった加硫処理(アッパーとソールを熱で圧着する製法)を用いて作られ、優れた耐久性とグリップ力を実現していました。
この機能性の高さが、後にバスケットボールコートを越えて、スケートボーダーなどストリートカルチャーで支持される大きな理由となります。
発売当初はハイカット、ミッドカット、ローカットの3種類がありましたが、現在は主にミッドカットとローカットが展開されています。
誕生から50年以上経った今でも基本デザインがほとんど変わっていないことからも、オリジナルの完成度の高さがうかがえます。
MIDとLOW、同じビンテージで何が違う?
ナイキブレーザーのMid '77とLow '77は、同じヴィンテージのDNAを受け継ぎながらも、カットの高さによって印象や履き心地が大きく異なります。
どちらが自分のスタイルに合うか、それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。
主な違いは、足首周りのデザインです。このカットの高さの違いが、見た目のボリューム感や履き心地、そしてコーディネートのしやすさにまで影響を与えます。
MidとLowのシルエットの違い
文章だけでは分かりにくいシルエットの違いを、簡単な図解イメージで解説します。
【ブレーザー Mid '77】
ナイキ ブレーザーMID 77ヴィンテージ pic.twitter.com/vTS4ViPvb9
— トラベリング🎲ダイス (@beridaisan) April 6, 2024
特徴: 足首を覆うクラシックなミッドカット
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印象: 足元にボリューム感と存在感を与える
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効果: コーディネートのアクセントになる
【ブレーザー Low '77】
【国内 10/17 発売】
・ナイキオンラインストア 10/17 9:00 - https://t.co/BpwPbUsTdhナイキ ブレーザー ロー 77 “ハロウィン/ファントム” (NIKE BLAZER LOW 77 “Halloween/Phantom”) [DQ7671-001]https://t.co/SIE4PNXNqo pic.twitter.com/JXeM9xDZTe
— Fullress (@fullress) October 16, 2022
特徴: くるぶしが見える軽快なローカット
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印象: 足元をシャープで軽やかな雰囲気に見せる
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効果: 様々なスタイルに合わせやすく、抜け感を演出
詳細比較表:あなたに合うのはどっち?
以下の比較表で、それぞれの特徴をより詳しく確認してみましょう。
特徴 |
ブレーザー Mid '77 ヴィンテージ |
ブレーザー Low '77 ヴィンテージ |
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カットの高さ |
ミッドカット(足首を覆う) |
ローカット(くるぶしが見える) |
足首のサポート |
高い |
限定的 |
着脱のしやすさ |
やや手間がかかる場合がある |
比較的容易 |
シルエットの印象 |
ボリューム感があり、存在感大 |
スッキリとして軽快、シャープ |
得意なスタイル |
ストリート、レトロ、古着MIX |
カジュアル、きれいめ、モード |
おすすめな人 |
足元にアクセントをつけたい方 |
幅広いファッションを楽しみたい方 |
このように、足元にアクセントを置きたいならMid、様々なファッションに合わせたいならLowというように、求めるスタイルによって選択肢が変わってきます。
Midの特徴とlow '77ビンテージの特徴
ここでは、MidモデルとLow '77 ヴィンテージモデル、それぞれの特徴をさらに深掘りしていきます。
Midの特徴
Midモデルの最大の魅力は、足首を覆うミッドカットがもたらす存在感とサポート力です。
足元に程よいボリュームが生まれるため、シンプルなコーディネートでも一気におしゃれな雰囲気を演出できます。
特に、スケートボードのように足首に負担がかかる動きをする際には、このサポート力が安心感につながります。
また、切りっぱなしでスポンジが露出したシュータンや、黄ばみ加工が施されたミッドソールなど、'77ヴィンテージ特有のディテールが、レトロなムードを一層高めてくれる点も人気の理由です。
low '77ビンテージの特徴
一方、Low '77ヴィンテージモデルは、くるぶしが見えるローカットならではの軽快さと、どんなスタイルにも合わせやすい汎用性の高さが特徴です。
足元がスッキリと見えるため、コーディネート全体をシャープで洗練された印象に仕上げてくれます。
デニムやチノパンといったカジュアルなスタイルはもちろん、きれいめなスラックスやスカートとの相性も抜群です。
着脱がMidモデルに比べてスムーズな点も、日常使いする上では嬉しいポイントと言えるでしょう。
Midモデルと同じく、ヴィンテージ加工のミッドソールやヘリンボーンパターンのアウトソールといった、クラシックな魅力はしっかりと受け継いでいます。
ブレーザーとSBの違いは?
ナイキのブレーザーには、通常のモデルとは別に「SB」というラインが存在します。
この「SB」とは「Skateboarding(スケートボーディング)」の略で、その名の通り、スケートボード用に特化したモデルを指します。
【SNKRS情報】
発売ラインナップに新モデルが追加!🌅1月10日発売
・エアジョーダン2 "ココナッツミルク"🥳1月11日発売
・ナイキ マックアタック "グレー"
・Welcome Skateboarding × ナイキSB ブレーザー#snkrs #airjordan #nike pic.twitter.com/llBGyloihx— テングスニーカー👺 (@tengusneaker) January 4, 2024
元々、ブレーザーはその耐久性とグリップ力の高さから、多くのスケートボーダーに愛用されていました。
その歴史を背景に、2005年、ナイキは正式にスケートボードラインであるNike SBからブレーザーをリリースしたのです。
見た目は通常のブレーザーとよく似ていますが、SBモデルにはスケートボードでのパフォーマンスを高めるための工夫が凝らされています。
例えば、インソールに衝撃吸収性に優れた「Zoom Airユニット」を搭載していたり、タン(シュータン)部分に厚みを持たせてフィット感を向上させたりしています。
つまり、ファッションアイテムとしてのブレーザーと、スケートボードという特定の用途に最適化されたSBブレーザーという違いがあるのです。
もちろん、SBモデルを普段履きとして使うことも可能で、そのクッション性の高さから快適な履き心地を求める人に選ばれることもあります。
SBズームブレーザーMIDプレミアムの発売日と価格
SBズームブレーザーMIDプレミアムは、通常のSBモデルをさらにアップグレードした特別仕様のモデルです。
「プレミアム」の名が示す通り、アッパーに上質なスエードやレザーを使用したり、特別なカラーリングやデザインが施されたりすることが多く、コレクターズアイテムとしても人気を集めます。
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発売日については、決まったスケジュールがあるわけではなく、シーズンごとやコラボレーション企画などで不定期にリリースされます。
そのため、最新情報を手に入れるには、ナイキの公式オンラインストア(NIKE.COM)や、スニーカー専門の情報サイトをこまめにチェックするのがおすすめです。
価格帯は、通常のSBブレーザーMID(約14,000円前後)よりも少し高めに設定される傾向にあり、大体15,000円から18,000円程度が目安となります。
ただし、人気のコラボレーションモデルなどは、発売後に価格が高騰することも珍しくありません。
ナイキブレーザーの発売日一覧
ナイキブレーザーは、定番カラーからシーズン限定カラー、人気ブランドとのコラボレーションモデルまで、非常に多くのバリエーションがこれまでに発売されてきました。
すべてのモデルの発売日を網羅した公式な一覧はありませんが、過去に話題となった主なモデルのリリース時期をいくつか紹介します。
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2002年: Stussy(ステューシー)との初のコラボレーションモデルが登場。
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2006年: Supreme(シュプリーム)とのコラボレーションによるNike Blazer SBがリリースされ、大きな話題を呼びました。
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2017年: Off-White(オフホワイト)とのコラボモデル「THE TEN」が発売。スニーカーシーンに衝撃を与えました。
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2019年: sacai(サカイ)とのコラボモデルや、Netflixの人気ドラマ『ストレンジャー・シングス』とのコラボモデルが相次いで登場。
これらのアイコニックなモデル以外にも、毎年数多くの新しいカラーやデザインが発表されています。
過去のモデルに興味がある場合は、スニーカーのリセールマーケット(二次流通市場)などを探してみると、思わぬ一足に出会えるかもしれません。
ナイキブレーザーmid77 low77ビンテージ 違いと選び方

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ブレーザーの基本的な知識を押さえたところで、次はより実践的な選び方について考えていきましょう。
ここでは、サイズ感の注意点からコーディネートのコツまで、購入後の満足度を左右する大切なポイントを解説します。
概要
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ナイキブレーザーはださい?
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Midのサイズ感をチェック
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Midは履きにくいというレビューも
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ブレーザーMIDとのコーデ例と相性
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ナイキブレーザーmid77&low77ビンテージの違いまとめ
ナイキブレーザーはださい?

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「ナイキブレーザーはださい?」という疑問は、購入を検討している方にとって気になるポイントかもしれません。
この点については、自信を持って「ださくない」と断言できます。
ブレーザーは、1970年代の誕生から現在に至るまで、時代を超えて愛され続けているナイキを代表するモデルの一つです。
むしろ、そのシンプルでクラシックなデザインは、流行り廃りのない「定番」としてファッション業界でも高く評価されています。
では、なぜ「ださい」という声が一部で聞かれるのでしょうか。
考えられる理由の一つは、そのレトロなデザインが、合わせる服装によっては野暮ったく見えてしまう可能性があるからです。
特に、ヴィンテージ感の強いモデルは、コーディネート全体のバランスを考えないと、古臭い印象を与えてしまうことがあります。
しかし、これはブレーザーに限った話ではなく、どんなスニーカーにも言えることです。
逆に言えば、ブレーザーの持つクラシックな雰囲気を理解し、コーディネートに活かすことができれば、これほどおしゃれでこなれた印象を演出できるスニーカーは他にありません。
ストリートスタイルからきれいめカジュアルの「ハズし」まで、幅広いファッションに対応できるポテンシャルの高さこそが、ブレーザーが長く愛される理由なのです。
Midのサイズ感をチェック
ナイキブレーザー、特に'77ヴィンテージモデルのサイズ選びは、非常に重要なポイントです。
なぜなら、多くのレビューで「作りがタイト」「横幅が狭い」という声が共通して挙がっているからです。
普段履いている他のナイキスニーカーと同じサイズを選ぶと、きつく感じてしまう可能性が高いと考えられます。
特に、足の横幅が広い方や、甲が高い方は注意が必要です。
サイズ選びの具体的な推奨
多くの場合、普段のサイズよりも0.5cmから1.0cm程度大きいサイズを選ぶことが推奨されています。
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タイトなフィット感が好みの方: 普段のサイズ、もしくは0.5cmアップ
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ゆとりのあるフィット感が好みの方、または足幅が広い方: 0.5cmから1.0cmアップ
一番確実なのは、実際に店舗で試着してみることです。
試着の際は、普段よく履く厚さの靴下を持参すると、より正確なフィット感を確認できます。
履き始めは少しきつく感じても、アッパーに使用されているレザーやスエードは履き込むうちに足に馴染んでくるため、その点も考慮に入れると良いでしょう。
Midは履きにくいというレビューも
「ブレーザーMidは履きにくい」というレビューを目にしたことがあるかもしれません。
これは、主に二つの側面に起因すると考えられます。
一つ目は、着脱の手間です。
Midモデルは足首まで覆うデザインのため、ローカットのスニーカーに比べて、靴紐を緩めて履き、脱ぐ際にも一手間かかるのは事実です。
特に、頻繁に靴を脱ぎ履きする場面が多い方にとっては、少し不便に感じるかもしれません。
ただし、これはミッドカットやハイカットのスニーカーに共通する特徴であり、そのデザイン性を好むユーザーにとっては許容範囲内と言えます。
二つ目は、履き心地そのものです。
ブレーザーのソールは、元々バスケットボールやスケートボードでの安定性を重視したフラットな設計になっています。
そのため、最新のランニングシューズのような、高いクッション性を期待すると、硬く感じる可能性があります。
長時間のウォーキングや立ち仕事には、あまり向いていないかもしれません。
一方で、地面をしっかり捉える感覚(接地感)は抜群で、車の運転やウェイトトレーニングなど、足裏の安定性が求められるシーンでは非常に快適です。
「履きにくい」というレビューは、このようなモデルの特性を理解せずに、異なる用途で使ってしまった結果生じることが多いようです。
ブレーザーMIDとのコーデ例と相性

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ブレーザーMidの魅力は、その存在感を活かしたコーディネートが楽しめる点にあります。
ここでは、具体的なコーデ例と相性の良いアイテムを紹介します。
レディースコーデ例
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フェミニンMIXスタイル
ロングスカートやワンピースなど、女性らしいアイテムにブレーザーMidを合わせるスタイルは、今や定番のおしゃれテクニックです。
甘めのアイテムにスニーカーでカジュアルダウンすることで、こなれた「甘辛MIX」スタイルが完成します。 足元にボリュームが出るので、全体のバランスも取りやすいです。
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アクティブなパンツスタイル
スキニーパンツやレギンスとの相性は抜群です。 細身のボトムスと合わせることで、ブレーザーMidのボリューム感が際立ち、メリハリのあるスタイリッシュなシルエットが生まれます。
トップスはシンプルなTシャツやスウェットで、リラックス感のあるストリートスタイルを演出するのがおすすめです。
メンズコーデ例
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王道アメカジ・ストリートスタイル
デニムパンツやチノパン、カーゴパンツといった定番のボトムスとは間違いなくマッチします。
古着のスウェットやパーカーと合わせれば、ヴィンテージ感あふれるブレーザーの魅力が最大限に引き立ちます。
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きれいめスタイルのハズしとして
細身のスラックスやセットアップの足元にあえてブレーザーMidを合わせるのも、上級者向けのテクニックです。 ドレッシーな装いに程よい抜け感が生まれ、堅苦しくなりすぎない洗練された印象を与えます。
どちらのスタイルでも、Midカットの高さを活かして、カラーソックスや柄物のソックスをちらりと見せるのも楽しいアレンジです。
ナイキブレーザーmid77&low77ビンテージの違いまとめ
この記事を通じて解説してきた、ナイキブレーザーmid77とlow77ビンテージの違いや選び方のポイントを以下にまとめます。
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この記事のポイント
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ブレーザーは1972年誕生のナイキ初のバスケシューズ
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名前はNBAチーム「ポートランド・トレイルブレイザーズ」が由来
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Midは足首を覆うミッドカットで存在感がある
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Lowはくるぶしが見えるローカットで軽快な印象
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'77ヴィンテージはレトロなディテールが特徴
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黄ばみ加工のミッドソールがこなれた雰囲気を演出
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切りっぱなしのスポンジが見えるシュータンも象徴的
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SBモデルはスケートボード用に機能性を強化したもの
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SBモデルはインソールにZoom Airを搭載しクッション性が高い
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サイズ感はタイトで、普段より0.5cmから1.0cmアップが推奨
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特に足幅が広い人はサイズアップを検討することが大切
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Midモデルは着脱に少し手間がかかることがある
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ソールがフラットなため長距離歩行には向かない場合がある
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クラシックなデザインは流行に左右されず長く愛用できる
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きれいめコーデのハズしアイテムとしても非常に優秀