「AliExpress(アリエクスプレス)の激安商品は魅力的だけど、海外のサイトにクレジットカード情報が怖い…」
そう感じて、あと一歩が踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、アリエクのクレジットカードの安全性について徹底的に調査し、あなたの不安を解消します。
crealityk1のプレートだけ買おうと思って、アリエクで初めての買物。
アリエクって、同じ店で買っても送料は商品ごとに請求される仕組みなんですね。。。
なんとなく、カード情報を入れるのが怖くて、PayPalを使って支払いしました。
無事届くかなー#アリエク#crealityk1 pic.twitter.com/WcWDUP8dnt— すけうし (@ushisuke1978) June 25, 2023
アリエクの支払いは安全?という疑問から、AliExpressで安全な支払い方法、そして万が一クレカが使えない!となった時の対処法まで、分かりやすく解説します。
また、カードを登録する方法はもちろん、アリエクのクレジットカード情報の削除方法や、そもそもカード情報の削除はできる?といった具体的な手順にも触れていきます。
さらに、クレカの手数料はかかる?という疑問や、コンビニなどのカード情報を使わない支払い方法も紹介しますので、この記事を読めば、あなたに最適な方法が見つかるはずです。

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この記事でわかること
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アリエクのセキュリティがどのような仕組みで守られているか
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あなたに合った最も安全な支払い方法の選び方
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カード情報の登録から削除までの具体的な手順
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もしもの決済トラブルが起きた際の具体的な解決策
アリエクでカード情報を登録する安全性とシステム解説

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ここでは、AliExpressのセキュリティシステムや、支払い方法ごとの安全性について解説します。
なぜ「怖い」と感じるのか、その理由から掘り下げていきましょう。
概要
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クレジットカード情報が怖いと感じる理由
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アリエクの支払いは安全?決済の仕組み
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アリエクのクレジットカード安全性を調査
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AliExpressで安全な支払い方法の選び方
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コンビニなどのカード情報を使わない支払い方法
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クレカの手数料はかかる?
クレジットカード情報が怖いと感じる理由
多くの人が海外サイトでのカード払いに漠然とした不安を感じるのは、ごく自然なことです。
その背景には、万が一トラブルが起きた時に、言葉の壁や距離の問題でうまく対処できないかもしれない、という気持ちが隠れていますよね。
最近の利用履歴見てもヤフーかアリエクかタオバオから漏れたとしか思えない😥この3つ使わないわけにもいかないしどうすればカード情報抜かれない?😥 pic.twitter.com/K5LfY6ZFqJ
— マドンナ😘 オマソコフジツボ病🦪😢 (@sumireman_) February 27, 2021
これは消費者行動心理学で「認知されたリスク(Perceived Risk)」と呼ばれるもので、特に商品を直接見られないネット通販では、性能や配送、金銭的なリスクをより高く感じがちです。
さらに、人間は利益を得ることよりも損失を避けることを強く意識する(プロスペクト理論)心理的な傾向を持っています。
このため、「格安で商品が手に入る」という潜在的な利益よりも、
「カード情報が漏洩するかもしれない」という潜在的な損失の方が、私たちの心に重くのしかかってしまうのです。
この記事では、そうした漠然とした「怖さ」を、具体的で客観的な「知識」に変えていくことを目指します。
アリエクの支払いは安全?決済の仕組み
AliExpressの支払いの安全性を支える大きな柱の一つに、「エスクローサービス」という仕組みがあります。
これは、あなたが支払ったお金を、すぐに販売者(セラー)に渡すのではなく、AliExpressが一時的に預かってくれるシステムです。

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商品が無事にあなたの手元に届き、サイト上で「受け取り完了」のボタンを押して初めて、AliExpressからセラーへ代金が支払われます。
この仕組みがあるおかげで、「お金を払ったのに商品が届かない」という海外通販で最も心配されるトラブルを、システムレベルで防いでいます。
このエスクローサービスは、AliExpressの「購入者保護(Buyer Protection)」制度の根幹をなしており、購入者にとって非常に強力なセーフティネットとして機能しています。
セラー側も、商品をきちんと届けなければ売上金を受け取れないため、誠実な取引を行う動機付けになります。
アリエクのクレジットカード安全性を調査

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AliExpressの決済システム自体は、世界基準のセキュリティ対策が施されています。
プラットフォーム自体の技術的な欠陥によってカード情報が漏洩するリスクは、比較的低いと考えられます。
PCI DSS準拠という世界基準のお墨付き

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まず、AliExpressは「PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)」という国際的なセキュリティ基準に準拠しています。
これは、VisaやMasterCard、JCBなど国際的なカードブランド5社が共同で策定したもので、カード情報を安全に取り扱うための厳格なルールです。
つまり、AliExpressは他の世界的な大手ECサイトと同じレベルのセキュリティ基準で、あなたのカード情報を保護していると考えられます。
通信の暗号化 (SSL/TLS)
今やほとんどのECショップに取り入れられている技術ですが、あなたがブラウザでカード情報を入力してからサーバーに送るまでの通信は、「SSL/TLS」という技術で暗号化されています。
ブラウザのアドレスバーが「https://」で始まっていることや、鍵マークが表示されることが、通信が保護されている証拠です。
これによって、通信の途中で第三者に情報を盗み見られるリスクは大幅に低減されます。
AIによる不正検知システムの進化
さらに、AliExpressはAI(人工知能)を使って、膨大な取引データを常に監視しています。
例えば、普段は数千円の買い物しかしないアカウントから突然数十万円の高額注文が入ったり、短時間に何度もログイン失敗が繰り返されたりするなど、通常とは異なる「異常な振る舞い」をリアルタイムで検知します。
このような監視システムによって、潜在的な不正利用を未然に防ぎ、プラットフォーム全体の安全性は継続的に高められています。
AliExpressで安全な支払い方法の選び方
AliExpressでは様々な支払い方法が選べますが、それぞれにメリットとデメリットがあります。

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あなたに最適な方法を見つけるために、それぞれの特徴を比較してみましょう。
支払い方法 |
安全性評価 |
利便性 |
主なメリット |
主なデメリット・注意点 |
---|---|---|---|---|
クレジットカード |
★★★☆☆ |
★★★★★ |
・手軽に利用できる<br>・カード会社の不正利用補償やチャージバック制度がある |
・カード情報をサイトに直接入力する必要がある<br>・不正利用のリスクはゼロではない |
PayPal |
★★★★★ |
★★★★☆ |
・カード情報をストアに渡さずに済む<br>・独自の買い手保護制度で二重の安心 |
・対応しているセラーが限られる場合がある<br>・事前にアカウント開設が必要 |
プリペイドカード |
★★★★★ |
★★★☆☆ |
・被害額をチャージ残高に限定できる<br>・匿名性が高い |
・事前のチャージが手間<br>・海外事務手数料が割高な場合がある |
PayPay |
★★★★★ |
★★★★★ |
・カード情報をストアに渡さずに済む<br>・日本で普及しており操作が簡単 |
・PayPayアカウント自体のセキュリティ設定が重要<br>・残高チャージが必要な場合がある |
デビットカード |
★☆☆☆☆ |
★★★★★ |
・手軽に利用できる |
・不正利用時に即時口座から引き落とされる<br>・補償が限定的な場合が多く非推奨 |
クレジットカード:利便性とリスクの天秤
最も手軽な方法ですが、カード情報をサイトに直接登録する必要があります。
万が一、AliExpressでの紛争解決に納得いかない場合、最終手段としてカード会社に支払いの取り消しを求める「チャージバック」を申請できる可能性があります。
ただし、これはあくまで最終手段であり、乱用するとAliExpressのアカウントが停止されるリスクもあるため利用には注意が必要です。
PayPal:鉄壁の守り
セキュリティを最優先するなら、PayPalは極めて優れた選択肢です。
支払い時にあなたのカード情報をAliExpress側に一切伝える必要がありません。
過去、日本では利用できない時期がありましたが、現在は利用可能になっています。
AliExpressの購入者保護に加え、PayPal独自の「買い手保護プログラム」も利用できるため、二重のセーフティネットを構築できます。
プリペイドカード/バーチャルカード:損失を限定する賢い選択
事前にチャージした金額の範囲内でしか利用できないため、万が一不正利用されても被害額をチャージ残高に限定できます。
日本で利用できる主なサービスには以下のようなものがあります。
サービス名 |
カード名義人入力 |
海外事務手数料の目安 |
特徴 |
---|---|---|---|
Vプリカ |
「VPRECA」など指定の名称 |
約4% |
複数カードの残高合算が可能 |
Kyash |
「KYASH MEMBER」 |
4.5% |
ポイント還元あり、手数料は返金対象外の場合がある |
バンドルカード |
「VANDLE USER」 |
4.5% |
後払いチャージ「ポチっとチャージ」が利用可能 |
PayPay:日本ユーザーにとっての新たな最適解
2025年3月から対応が開始され、日本のユーザーにとって最も手軽で安全な選択肢の一つとなりました。
PayPayアプリ内で決済が完結するため、カード情報をAliExpressに登録する必要はありません。
デビットカード:なぜ「非推奨」なのか?
デビットカードは、決済と同時にあなたの銀行口座から代金が直接引き落とされます。
これは、不正利用された場合にあなたの預金が即座に失われることを意味するため、クレジットカードに比べて補償が限定的なケースが多くなります。
つまり、海外通販での利用は相当リスクが高い手段になるため、かなり危険な決済方法です。

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コンビニなどのカード情報を使わない支払い方法

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クレジットカード情報の入力にどうしても抵抗がある場合、コンビニ払いが究極の選択肢となります。
この方法の最大のメリットは、カード情報はもちろん、氏名や住所といった個人情報すら決済システムに直接入力する必要がない点です。
セキュリティ面では最も安全な方法と言えますね。
2025年現在、利用できるのはファミリーマート限定です。
注文時にコンビニ払いを選択し、店頭のマルチコピー機で申込券を発行後、レジで支払う流れになります。
ただし、この方法には注意点があります。
まず、1回の決済につき150円の手数料がかかります。
また、支払い期限が短く設定されているため、速やかに店舗へ行く必要があります。
そして最も重要な点は、返金の扱いについてです。
コンビニ払いで支払った注文がキャンセルになった場合、返金は現金ではなく、AliExpress内のアカウント(ボーナスアカウントやウォレット)にポイントとしてチャージされるのが基本です。
さらに、このポイントには有効期限があるため、注意が必要です。
クレカの手数料はかかる?
AliExpressでクレジットカードを利用する場合、商品代金以外に手数料がかかることがあります。
主な手数料は「海外事務手数料」です。
これは、海外のサイトで日本のカードを使って決済する際に、カード会社が請求する手数料のことです。
料率はカード会社によって異なりますが、一般的には決済金額の1.6%~3%程度が上乗せされます。
例えば、10,000円の買い物をした場合、160円から300円程度の手数料が加算される計算になります。
また、決済時の為替レートもカード会社が独自に定めるレートが適用されるため、実際のレートとは少し差が出ることがあります。
これらの手数料は、どのクレジットカードを使っても発生する可能性があるものです。
アリエクのカード情報登録の設定とトラブル解決法

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ここからは、実際にカード情報をどのように設定・管理していくのか、そして万が一トラブルが起きた際の具体的な対処法について解説します。
概要
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アリエクにカードを登録する方法
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クレジットカード情報の削除方法
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なぜ?アリエクでクレカが使えない!
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まとめ:アリエクのカード情報の安全な使い方
アリエクにカードを登録する方法
AliExpressにクレジットカードを登録する手順は、それほど難しくありません。
基本的には、アカウント設定画面から、または商品購入時の支払い画面から登録できます。

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アカウントにログイン後、「アカウント」→「支払い」のセクションに進むと、カードを追加するオプションが表示されます。
そこで、カード番号、有効期限、セキュリティコード(カード裏面の3桁または4桁の数字)、カード名義人といった情報を入力します。
入力が完了し保存すれば、次回からの支払いがスムーズに行えるようになります。
入力する際は、数字の打ち間違いなどがないように、落ち着いて確認しながら進めることが大切です。
クレジットカード情報の削除方法
登録したカード情報を削除したい場合も、簡単な手順で実行できます。
まず、カードを登録した時と同じように、アカウント設定画面の「支払い」セクションにアクセスします。
すると、現在登録されているカードの一覧が表示されます。
削除したいカードの横にある「削除」や「Remove」といったボタンをクリックし、確認画面で承認すれば削除は完了です。
使わなくなったカードや、セキュリティが心配になったカードは、この方法でいつでも削除できるので安心してください。
定期的に登録情報を見直す習慣をつけるのも良いかもしれません。
なぜ?アリエクでクレカが使えない!

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いざ支払いをしようとした時に、クレジットカードが使えずエラーになってしまうことがあります。
その場合、以下のような原因が考えられます。
カード会社側の原因
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セキュリティロック: 海外サイトでの利用や、普段と違う高額な決済だった場合、カード会社が不正利用を疑って一時的に利用を停止することがあります。この場合は、カード会社に連絡して、本人が利用していることを伝えればロックを解除してもらえます。
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利用限度額の超過: クレジットカードの利用限度額を超えてしまっている場合も、決済はできません。
あなた自身の原因
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入力情報の誤り: 単純に、カード番号や有効期限、セキュリティコードの入力ミスという可能性もあります。もう一度、落ち着いて入力情報が正しいか確認してみてください。
AliExpress側の原因
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大量購入: 一度に大量の商品を購入することで、決済エラーが発生することがあります。
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返品や紛争の繰り返し: 短期間に返品や異議申し立てを繰り返していると、問題のあるユーザーと認識され、決済が制限される可能性があります。
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システムの問題: まれに、AliExpress側の決済システムに一時的な問題が発生していることも考えられます。
エラーが出た場合は、まず入力情報を確認し、それでも解決しない場合は、決済の時間帯や使用する端末(スマホやPC)、ブラウザを変えて試してみるのも有効な手段です。
まとめ:アリエクのカード情報の安全な使い方

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この記事では、AliExpressのカード情報に関する安全性や、様々な支払い方法、トラブル対処法について解説してきました。
最後に、安全にAliExpressを活用するためのポイントをまとめます。
この記事のポイント
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AliExpressは世界基準のセキュリティ(PCI DSS)に準拠している
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通信はSSL/TLSで暗号化され、情報は保護されている
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エスクローサービスが購入者を「商品未着」のリスクから守る
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AIによる不正検知システムが24時間取引を監視している
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カード情報が怖いと感じるのは「プロスペクト理論」による自然な心理反応である
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セキュリティを最優先するならカード情報を渡さないPayPalやPayPayがおすすめ
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PayPalは過去利用不可だったが現在は利用可能
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リスクを物理的に限定したいならVプリカなどのプリペイドカードが有効
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チャージした金額以上の被害は発生しない
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利便性を重視するならクレジットカードを使い、利用明細をこまめに確認する
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デビットカードは不正利用時に即時口座から引き落とされるため非推奨
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コンビニ払いは匿名性が高いが、手数料がかかり返金はウォレットへのポイントチャージとなる
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カード情報はアカウント設定からいつでも登録・削除が可能
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カードが使えない時は、カード会社のロックや限度額、AliExpress側の制限など複数の原因を確認する
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購入前にはセラーの評価や商品のレビューをしっかり確認することがトラブル防止の鍵
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高価な商品は、荷物の開封から検品までをワンカットで動画撮影しておくと、万が一の紛争時に強力な証拠となる
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正しい知識を持つことで、リスクを管理し安全に利用できる
このガイドが、あなたのAliExpressでのショッピング体験を、より安全で楽しいものにするための一助となれば幸いです。